2019年01月04日

2018年のオススメの3冊を選んでみよう


Sketches 137
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します!
(クリックすると大きな画像になります)


さて、2018年も沢山の本に
楽しませてもらいました。
本読みとしては決して読んだ量は多い方では
ありませんが、その中でも

私が2018年に読んだ中で
「オススメしたいのはこの本だー!」
という3冊
を選んでみようと思います。

(あくまで「私が2018年に読んだ本」なので
 発売が2018年ではないであしからず)

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【コミック】(再読を含む)449冊内訳↓

( https://bookmeter.com/users/46965/summary/yearly) 

 ①彼方のアストラ(1~5巻・完結)
 篠原健太著・集英社ジャンプコミック

 

 これは正直、本当におススメです。
 SF、ミステリ、ジュブナイル、
 コメディ、異世界での冒険のワクワク感…
 本当に様々な要素が詰まっていながら
 5巻にきれいに収まっているすごさ…!
 私はメガネのザックが大好きです。
 アニメ化してほしい…!
 (その際は小ネタも含めて是非丁寧に…)

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 ②ワールドトリガー(1~19巻・続刊)
 葦原大介著・集英社ジャンプコミック

 

 ツイッターのフォロワーさんが
 「100話無料で読めるよ」と
 オススメしていたので、どれどれ…と読み始め
 まんまとハマり全巻買い(+設定資料集)しました。

 実は始めのうちは
 「あー…ジャンプにありがちなやつか…
 ていうか登場人物が多すぎて覚えられない…」と
 読むのやめようかと思ったのですが
 「遅効性SF」とキャッチコピーが
 ついているだけあって、途中から俄然面白くなるので
 ランク戦くらいまで読んでみて欲しいのです…!
 (大体の合うか合わないかの目安は
  4巻くらいまで読んでみると良いようです)

 物語開始当初の大規模侵攻で活躍していた
 名前の覚えられなかった人たちが
 ランク戦でいろんな戦術で戦い、
 かつそれぞれのチームの関係性が
 見えてきて群像劇が好きな人には
 たまらんと思います。
 ちなみに私は二宮隊推しです。

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 ③ミステリと言う勿れ(1~3巻・続刊)
 田村由美著・フラワーコミックスアルファ

 

 良質のミステリコミック。
 事件に巻き込まれた主人公の
 久能 整(くのう ととのう)君の語り口が
 優しいながらも的を得ていて
 気づくと入り込んでしまうんですよね…
 絵に癖があるので好みがわかれそうですが
 ミステリ好きには是非オススメしたいです。

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【次点】
Artiste
 料理人や創作する人々の成長物語。
 というか人間模様というか。
 絵も表情も良いのですが何より
 それぞれの生き様、姿勢みたいなものが良いです。

吸血鬼すぐ死ぬ
 チャンピオンコミックのギャグマンガです。
 下ネタも多いのですが、アルマジロのジョンが
 とにかく癒される…というか
 登場人物がみんな好き…アホなんですが
 誰も傷つかない優しい世界なので
 心が疲れた時に何度も読んでます。

あそびあそばせ
 コメディーマンガ。
 表紙の可愛さと内容のアホさのギャップがすごい。
 特に花子のアホさが振り切れていて
 すごい好きです。
 
ヘテロゲニア リンギスティコ
 異種族言語学入門。異種族の言語を学ぶ学者さんの
 研究旅行譚ですが、世界観がしっかりしていて
 面白いです。「ダンジョン飯」が好きな人は
 好きだと思うので是非。

青野くんに触りたいから死にたい
 ホラー…なのか恋愛なのか…
 「純愛と狂気の背中合わせ」とか
 だけでは言い表せない…
 読み進めてそれぞれの背景がわかってくると
 違う意味で怖い。とにかく色んな意味ですごくて
 読むと精神力を持っていかれる良作。
 ただ、好みがわかれそうなので次点です。


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【小説】 126冊内訳↓
https://bookmeter.com/users/400401/summary/yearly

 ①小説の神様
 (相沢沙呼著・講談社タイガ文庫
  ISBN:9784062940344)

 

 書店を辞めて「これでブログや
 創作活動もできるな~」と思う反面
 「どうして知らん人に文句言われてまで
 創作しなきゃいけないんだ…
 もういいか…私は創る側ではなく
 消費する側が向いている、ブログも閉めよう」
 と思っていた時に読んで、ものすごく
 「創る」事に対しての勇気をもらった一冊。

 「小説」を書く人、読む人。
 本が売れない時代に「小説家」になること
 「小説家」でい続ける事
 物語を造り続ける事の
 楽しさ、すごさ、そして苦しさ、辛さが
 描かれています。

 主人公がものすごいネガティブなので
 しんどいところもあるんですが
 小説書いたりマンガ描いたり
 特に「創作」する人にオススメです。

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 ②秋の牢獄
 (恒川光太郎著・角川ホラー文庫
  ISBN:9784043892037)

 

 お恥ずかしながら、恒川さんは「夜市」が
 好みだったものの「角川ホラー文庫作家」
 という認識だったのでホラーが苦手な私は
 避けて通っていたのですが
 拍手をくださった方がオススメして下さって
 読んだみたら本当に面白くて…

 この本だけでなく、比較的どの本も
 怖いといっても美しい怖さ
 少し寂しく、少し不思議な物語で
 全作品制覇すべく次々読んでいっています。


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 ③雲上雲下
 (朝井まかて著・徳間書店
  ISBN:9784198645595)

 

 最初は「訛りありの昔話形式なのか…
 ちょっと読みにくいかも…」
 と思っていたのですが
 読むほどに引き込まれ、気づいたら
 号泣していました…

 なんだか物語は人に忘れられ
 そして人は物語に見捨てられる気がして
 無性に悲しくて涙が止まりませんでした…
 昔話を聞いて育った人にはオススメの
 「物語」というものの面白さを
 思い出させてくれる、大人のための童話。

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【次点】
隣のずこずこ
 これは猫目堂店長がオススメしていたので割愛
 →http://pot-au-feu.blog.jp/archives/28721060.html


マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ
 同じく猫目堂店長にバトンタッチ
 →http://pot-au-feu.blog.jp/archives/29267490.html


ツバキ文具店
 最初は「代書…というか文面までお任せするの!?
 そういうのは想いを込めて自分で書くから良いのでは…」と
 思っていたのですが読み進めるうちに、
 じんわりいい話だな…と思い
 読み終わる頃にはほんわか、お腹から温まって
 幸せな気持ちになれる素敵なお話でした…

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というわけで私のオススメでした!
日々面白本を探しているので
良かったら、皆さんの「2018年ベスト3」
教えてくださいね~


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