2022年01月28日

ソロモン王の指輪があったなら

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ソロモン王の指輪を使うと動物の話がわかるとか。猫の体調が悪い時などは切実に欲しくなりますね…


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2022年01月21日

不確かな存在


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でも「お客様のお問い合わせの本のタイトル、高確率で間違っているのであながち間違いでもないな…」と思ってしまったのでした。


*書店員絵日記は今まで働いてきた様々な書店であった事なので、最近の事やかなり昔の事がごちゃ混ぜです。表情がわかり辛いので時期は関係なくマスクの描写は省略しています。また、お客様が特定できないよう色々アレンジしてあります。

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2022年01月14日

FEVER!!

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2022年01月06日

2021年の3冊を選んでみよう(コミック編)

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2021年に読んだコミックは725冊でした。再読した本、シリーズものの続巻もカウントしているので厳密に新しい作品に出会った数はもっと少ないかと思いますが、2021年も面白マンガがいっぱいでした!

その中でも印象に残った3冊を選んでみました。(2021年発売の本ではなく2021年に私が読んだコミックから選んでいます)


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「メダリスト つるまいかだ・講談社アフタヌーンコミック


(連載中。2022年1月現在、4巻まで発売)

ザックリ言ってしまうとフィギュアスケートで世界を目指すスポーツマンガです。ただ、キャラクターの描写がとても魅力的で、優秀なお姉ちゃんと比べられ「何もできない」と言われ続けてきたいのりと、スケーターだったがプロになれずフリーターになっている司が出会い、選手とコーチとして一緒に世界一になるという夢を追いかけます。夢を諦めたくない少女と夢を諦めざるを得なかった青年。

いのりちゃんの一途さに何回読んでも泣いてしまう…(涙腺が弱めなもので…)ただ、個人的にこの作品はいのりちゃんだけが主人公ではなくて、司先生も主人公だと思っています。小学五年生であるいのりちゃんを「こども」ではなく、一人の人間として接する誠意。それでいていのりちゃんから見たら大きな存在、「大人」なんだけど司本人は挫折した傷も悔しさもまだ生々しくて「人間はただ年をとったら「大人」になれるわけじゃないのね…」としみじみ感じてしまう…

絵は多少荒いのですがそれが勢いを感じさせるし、逆に魅せるシーンはとても美しいのです。緩急がうまく合間合間にあるコミカルさも厳しい世界で戦っている二人に息詰まる中でほっとさせてくれます。


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「にくをはぐ」 遠田おと・ジャンプコミック+


2020年に出た短編集です。読んだのも21年じゃない気がしますが…まぁ、それは置いておいて…表題作の「にくをはぐ」がジェンダー、LGBTを真っ向からテーマにした作品で割と話題になったのでマンガ好きなら知ってる人も多いかもしれません。

表題作はもちろん深く考えさせてくれる良作なのですが、個人的に「熱い西瓜」が好きでたまに読み返します。「両親の離婚をきっかけに引きこもる様になった青年とその母親の話」と描くとありがちですが、お互いの気持ちの描写がうまく、息子を守ろう、自分だけはしっかりしないと!と思っている最初の方のお母さんの笑顔、ほんとに怖いんですよね…ただ、すごくシンプルに「母親ってすごい」と思います。

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「偽物協会」 白井もも吉・サンデーうぇぶりSSC


(連載中。2022年1月現在、1巻まで発売)

可愛らしい絵柄に惹かれて表紙買いしたのですが不思議で優しい良き作品でした。何しろ主人公は不安を感じすぎると毛布になってしまう少女です。毛布に…!新しい…!「普通(本物)」の枠に入れなかった「偽物」たちの集う場所「偽物協会」の会長に拾われた綿子。

この偽物協会ですがネガティブな集まりではなく、鳥になりたい川の石の「いわとりくん」や、人気者になるために筋トレしてマッスルになったサボテン「サボまっするくん」など既存の生き物の枠からはみ出てしまった「偽物」を認め、共存することで世界をちょっぴり楽しくするのが目的の集まりなのです。

ただ、みんなそれでも「偽物」だと思う自分自身の理想や憧れだとかを思い描いて、悩んでいたりしていて「普通=本物」「本物=普通」ではないしそのままでいいんだよ…と思いつつ、出てくるキャラが可愛らしくてコミカルでクスッとしてしまう…優しくほんわかした気持ちになる一冊です。


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~次点~

「プリズムの咲く庭」 海島千本・バンチコミックス


…奥付見たらこれも2019年の本ですね…シリーズものでないオススメのマンガ…と探しているとどうしても短編集とか選びがち…ただ、とにかく画力が素晴らしい。のに加え登場人物が(猫やロボットまで)非常にいきいきとしていて、どの短編も素晴らしいのです。

個人的に「僕のソフィア」が大好きです。こういう話に弱くて…ええ…(号泣)


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「矢野くんの普通の日々」 田村結衣・モーニングKC

(連載中。2022年1月現在、1巻まで発売)

毎日どこかしら怪我してくるクラスメイトの矢野君が気になって仕方がない吉田さん。表紙に惹かれて買ったものの、正直、すごい重い理由で毎日怪我してたらどうしよう…と思ったのですが、矢野君が「究極に不器用」ゆえの怪我なのでコメディーなので安心して下さい。(と言っていいのか…本人は災難ですが…)

矢野君の不器用さをほっとけなくなるところもあるんですが、時々すごく色気があるというか惹かれる表情するんですよね…吉田さんの気持ちもわかる…そして時々シュール…暗い階段でみんなでごはんを食べる話とか自画像とかほんと好きです…2巻が2022年2月発売予定となっています。

どことなく飄々としていてシュールな感じが、和山やまさんの「女の園の星」に雰囲気が近いので和山さんが好きな方にもオススメです。

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「藤丸立花はわからない」 槌田・KADOKAWA

(連載中。2022年1月現在、1巻まで発売)

スマホの人気ゲーム「FGO(Fate/Gand Order)」のギャグマンガなのでFGOをやっていない人には何がなんだか全くわからんと思うのでお気を付けください。しかもやっていたとしても2部のネタバレを含むため2部にたどり着いているマスターでないとネタバレするので更にお気をつけください。

以上を踏まえた上で「わからない」が面白いのです。このFGOの基盤とも言うべき作品、Fateシリーズが異常な程ある上に、FGOそのもののストーリーも割とややこしい。キャラもめっちゃいる。同じ顔なのに水着だと違うクラスだし、同じキャラの違う時代(若い頃とか)だと別に存在するし。いや、そらこういう顔になるよね…って思ってしまう。この作品の藤丸のとぼけたわからない顔が好きなんです。私のような「長くやってるけど知識浅い系マスター」に特にオススメです。


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~人気シリーズだって知ってたけど読んでなかったマンガ、読んでみたらやっぱりメッチャ面白かった編~



「図書館の大魔術師」 泉光・アフタヌーンコミック

(連載中。2022年1月現在、5巻まで発売)

とにかく美麗な絵、そして情報量。司書に憧れる少年の話と書くとありがちな感じがしますが、世界観がしっかりしていて没入感がすごいのでファンタジーが好きな是非。表紙に「原作」とあったので原作は小説でコミカライズなのかな?と思ったらどうやら原作は存在しないようです。そう「風のカフナ」は作品内に存在している本だから…なんという粋な…!

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「東京卍リベンジャーズ」 和久井健・週刊少年マガジンコミックス

(連載中。2022年1月現在、25巻まで発売)

アニメ化以降、大人気ですね…そういう私もアニメから入ったんですが、ええ、面白いです。ライトなヤンキーマンガというんでしょうか…連載が少年誌なので目を覆うほどのエグい展開などはなくて仲間同士の友情や、それでいて主人公がタイムリープする理由が好きな彼女を救いたいという理由が幅広く受けている理由かな、と思います。私の推しはドラケン君です。

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「ゴールデンカムイ」 野田サトル・ヤングジャンプコミックス

(連載中。2022年1月現在、28巻まで発売)

1巻だけ読んで挫折していました。何故なら可愛らしいアイヌの女の子がリスを滅多打ちにして食べたシーンで「怖い…どういう話なん…」と思ってしまったのです。その後、太っ腹にも全巻無料キャンペーンをやっていた時期があってその時にまとめて数巻分読んでみたら…めっ…ちゃ面白かった…その後「先生に売上として還元させて頂きたい」と全巻購入しました。

シリアスとコミカルの緩急の付け方が本当に絶妙で号泣しかけた瞬間に全裸とか出てくるので泣いていいのか笑っていいのか情緒がめちゃくちゃに…

今ならアシリパさんやアイヌ民族の文化を学ぶのにこれ以上の作品はないと言えますが、多少下ネタ?的なのも出てくるのと、いろんな意味での変態(褒めてる)が大量に出てきて惜しみなく死んでいくので勧める相手を選ぶ…かもしれません…私の推しは尾形です。

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「キングダム」 原泰久・ヤングジャンプコミックス

(連載中。2022年1月現在、63巻まで発売)

一時期「キングダム芸人」などテレビで紹介され、映画化したのもあり大人気で面白いのはわかっていたのですが何しろ60巻近くあるとなると二の足を踏んでしまうものです。

ですが少し前に職場の先輩が急にハマり一気に全巻買いしたのです。そして私の入院前に「自宅で病気療養している間ヒマなら貸すよ!むしろ読んで感想聞かせて!」となんと我が家にドーンと送ってくれたのです…優しい…!おかげで読む事ができたのですが確かに面白い…!

ただ、ひとつの戦いを色んな側面からじっくり描くので収束した時の感動は素晴らしいのですが、なかなか進まない…仕事に戻った今も読み続けていて、まだ40巻までしか読めていないのですが統一までの道のりは遠そう…政や信の目指す「中華統一」までどれくらいかかるのでしょうか…あとどんどこ将軍ふくめ登場人物が現れては消えていくので、メイン級のキャラでないと「あっ、この人前の戦いの…あれ?違うか…?」となってしまう私の脳みそのキャパの問題が…私の推しは騰(とう)将軍です。

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「ザ・ファブル」 南勝久・ヤングマガジンコミックス

(2022年1月現在、全22巻完結。
 第二部である「The second contact」が連載中。1巻まで発売)

岡田准一さん主演で映画化されましたね…映画を観た親子が原作を探しにきて「岡田君が怖い…」と慄いていました。確かに絵がゴリゴリのヤンマガ系…(?)私も慄きつつ読み始めたら、映画はかなり原作に忠実に作ったようで内容はほぼ一緒です。

絵が強面な分シュールで面白いので、映画は好きだけど絵柄で読まずにいる方は是非読んでみてほしいです。ものすごいハラハラする展開というより、割とすごい場面でも淡々としているというか…妹が暇つぶしにお酒飲み比べしてたりする印象が強いのですが…さすが、殺さない殺し屋…



以上「2021年に読んで印象に残った本(コミック編)」でした。皆様の読書生活に少しでもお役に立てれば幸いでございます。今年も面白いコミックといっぱい出会えるといいな~!

ちなみに読了コミックは全て「読書メーター」に記録してあるので興味のある方はどうぞ~(感想などは書いていません)また、「このコミックも面白いよ!」などオススメの本がありましたらコチラなどからお気軽に教えて頂けますと嬉しい限りでございます。皆様、良い読書生活を!

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2021年の3冊を選んでみよう(小説編)

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2021年は149冊の小説を読みました。年間120冊が目標なので少し多めですね…自宅で病気療養の期間があったからだと思います。(詳しくはコチラ

入院の…病み上がりのお共になる読書…素晴らしいですね。ただ、一週間弱の入院にハードカバーを6冊持っていったので、かさばる事かさばる事…電子書籍が読めない体質なのが恨めしい…というか読めたとしてもやはり紙の本が好きなのですよね…

ちなみに2021年に発売になった本ではなく、2021年に私が読んで印象に残った3冊です。

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「透明な夜の香り」 千早茜・集英社


【あらすじ】
一香がはじめた新しいアルバイトは古い洋館での家事手伝い。その洋館では調香師の小川朔がオーダーメイドで客の望む「香り」を作る仕事をしていた。

【感想】
千早茜さんの本はデビュー作から読んでいるのですが、この作品はスゥっと心にしみいるような美しい文章が特に際立っていて好きです。冬の夜更けのような静かででも少し寂しい空気それと対比して描かれる丁寧な日常の色鮮やかさ。

調香師、小川朔の人並外れた嗅覚を持つことで生まれた才能と孤独。「香りは永遠に記憶される」という言葉通り、確かに忘れていた事もその香りを嗅ぐと驚くほど鮮明に思い出すことがあるなぁ…と。しみじみとゆっくりとした読書がしたい方にオススメ。個人的には千早さんの「クローゼット」もオススメです。

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「この世にたやすい仕事はない」 津村記久子・新潮文庫


【あらすじ】
ストレスに耐え兼ね前職を去った私に、職安の相談員は親身になって話を聞き「これならぴったりでは」と変わった仕事を紹介してくれた。隠しカメラを使った小説家の監視。町内の巡回バス内で流すというニッチなアナウンスの原稿作り…凄腕相談員は転職を希望する私に次々と一風変わった仕事を紹介してくれるのだが…

【感想】
全く前情報なしで読み始めたので、最初作者さんのリポートだと思って読んでいたんですが途中から何かがおかしいと気づき始め「そんな奇妙奇天烈な仕事…ふふ…次はどんな…?」と夢中になってしまった小説。

連作短編集で、主人公の「私」は色々な仕事を転々とするのですが、本当にある仕事ではない(と思われる)仕事も「こういう仕事あるのではないか…?」と思わせる着眼点の面白さと謎のリアルさ。個人的にこの世界観にハマり始めたのは「バスのアナウンスのしごと」の少し怖くもある不思議感なのですが、一番好きなのは「路地を訪ねるしごと」。どこか不気味でユーモラス。それでいてちょっと哀しい。仕事で煮詰まって読んだら何か答えが見つかる!というわけではないけど「どんな仕事もたやすくはないのだ」としみじみ思えたらもうけもんではないでしょうか。

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「コンビニ兄弟」 町田そのこ・新潮社NEX文庫


【あらすじ】
九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。中でも「門司港こがね村店」は勤勉親切丁寧、それでいて老若男女を意図せず篭絡してしまう店長がいて…


【感想】
デビュー作の「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」で一目惚れ(一読み惚れ?)して以来、ずっと追っている作家さんなのですが「52ヘルツのクジラたち」が本屋大賞を受賞した事で随分有名になりましたね…感慨深い…

町田さんの作品は面白い…だが…重い…!!!割としんどい…生死であったり、虐待であったり、親子関係などの重めのテーマな事が多く、ただ、美しい表現、読みやすい文章なので入り込んで読めるので苦ではないのですが、それだけに読んだ後は心にズーンとめっちゃ響くのです…

そんなわけで読む前は「新作楽しみだ…ただ、心をしっかりして読まないと持っていかれるぞ…」と覚悟してから読むのですが、この作品は「新潮社文庫nex」というライトノベルと文芸の中間的レーベル(最早この垣根あってないような気がするのですが)なためか、大変明るめで読みやすくなっています。それでいて考えさせられるエピソードあり、キャラも立っていてコミカルな部分もありで「こんなライトな感じの作品も書けるのか…!」と感動したものです。

個人的に、ここから町田作品に入り、連作短編集の「うつくしが丘の不幸の家」から52ヘルツ~や「ぎょらん」「星を掬う」へと進むのがオススメでございます。しかもコンビニ兄弟はなんと2021年12月に「コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―」が発売になりました!続編が出るとは思わなかったので嬉しい…1巻に出てきた人たちが色々な方角からも描かれていますので合わせてオススメです。


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~次点~

鎌倉うずまき案内所 青山美智子・宝島社文庫
 

【あらすじ】
鎌倉で迷い込んだのは双子のおじいさんとアンモナイトがいる「鎌倉うずまき案内所」。訪れる人はそれぞれに悩みを抱え、案内所に迷い込む。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる6つの優しい物語。

【感想】
青山さんの本はとても後味の良い、読んだ後ほんわかした気持ちにしてくれる作品が多いので好きな作家さんです。連作短編集の造りがとてもうまく、今回は一話ごとに時間が遡っていきます。「あれ?このキャラは前の話の…?」と思いつつ、読み終わるとまた戻って「あ、やっぱこの人だったんだ」とぐるぐるうずまきのように読み返したくなる一冊。人生は大変で、でも楽しくて、悩んで、選んで…こんなふうにぐるぐる巡って奇跡的に繋がっているのかもしれません。「ナイスうずまき!」

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「楽園とは探偵の不在なり」 斜線堂有紀・早川書房


【あらすじ】
二人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。細々と探偵業を営む青岸焦は「天国が存在するか知りたくないか」という大富豪・常木王凱に誘われ、天使が集まる常世島を訪れるが…

【感想】
ここまでミステリが一冊もなかったのでミステリから一冊。とにかく設定が面白いなと思いました。「二人以上殺すと天使に連れていかれる」=「連続殺人が起こらない世界」なわけです。なのに訪れた孤島で連続殺人が起きる…という一風変わった謎解きが見どころ。

何が悲しいって、そうなって殺人事件が減るかと思いきや、破滅願望のある人がテロ的に大量殺人を起こす事件が頻発するようになるという…ありそうな哀しい世界。「天使」の描写が悪魔っぽくて地獄に引き摺り込むならやはり悪魔なのでは…とか「一人ならいいのか」などツッコミどころが多いのが…でもこの作品や「屍人荘の殺人」のように色んな設定のミステリが増えていてミステリファンとしては嬉しい限りです。



以上「2021年に読んで印象に残った本(小説編)」でした。皆様の読書生活に少しでもお役に立てれば幸いでございます。今年ももりもり読むぞ~

ちなみに読了本は全て「ブクログ」に記録してあるので興味のある方はどうぞ~(感想は書いていません)また、「この本も面白いよ!」などオススメの本がありましたらコチラなどからお気軽に教えて頂けますと嬉しい限りでございます。皆様、良い読書生活を!


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